FlgsUp(フラッグスアップ)とは
ゲイバーなど、セクシャルマイノリティーのための場とソーシャルネットワークをつなぐ、情報サイトです。 お店の情報や、イベント情報、みんながどこに集まっているのかなど、友人同士での共有なども含め、 情報を共有、検索するためのサイトです。
拠り所はあると安心
気軽に通える拠り所は、あるとやはり安心するもの。ゲイバーにはそういった機能があります。
ノンケなみなさんが街中のスナックやバーの常連になり、日常の拠り所として他愛ない会話を楽しんでいるよう、ゲイ、LGBTだったとしても、セクシャリティーを気にせず、拠り所として機能する場所があれば良いと思うところは同じくあります。
場の共有と、経験の共有
場を共有し合う関係は、感情や経験を共有し合うことができる関係となります。
感情や経験を共有し合うことが連帯意識や愛着を産むことは、心理学的な話でも、個人の経験としても覚えがあることでしょう。
ストレートセクシャリティーの男女は、学校や職場で友人たちが交友を深め、友達や、恋人を得ています。
しかし、社会的に自然に属している場に、ゲイ同士は知り合う場はありません。
出会いの変遷
昨今ゲイ同士の出会いはSNSが中心となり、Twitterを筆頭に非常に盛り上がっていますね。
SNSではいつでも人と会話することができ、SNSこそが効率的な出会いの場だと認識されるようになってきました。
そして、また、賑わいがあるSNSにこそ出会いはあるように思われ、出かけることが出会いにつながるとは認識されなくなりつつあります。
しかし、経験の共有がないSNSという場は、相互交流できるようになるまでのハードルは高く、魅力的な人へのアプローチの成功は、魅力が高い順が獲得の順列となってしまっています。
現実世界で経験を共有し合う場とは出会いに最高の場であるにもかかわらず、セクシャルマイノリティーはコミュニケーションのための場所である盛り場から遠ざかっているのではないでしょうか。
リアルの場とSNSの場を繋げることができている?
一昔前では、お店の情報はあるものの、実態が不明でありそれが逆に探究心を掻き立て、冒険のように二丁目のゲイバーやレズバー、ショットバーやクラブをはしごして回る、といったことも遊びの一つとしてありました。
ネット上の情報が溢れているいま、情報不足の海の中に飛び込んで行くよりも、情報の海に溺れている方が有用な行動をしているように感じられます。
これは、現実世界の情報提供がSNSと親和性が低い状態にあることに原因があるのではないでしょうか。
入り口はたくさんある方がいい?
ゲイとしての生活のスタートは、誰かと知り合い、行動することから始まります。
初心者同士の出会いで置かれている状況を、語り合い、感情の共有を持つことで同士感が生まれ、一緒に遊ぶようになるという流れは誰しもが最初は通る道だったでしょう。
同士を得るきっかけとしてSNSは大いに間口を広げてくれましたが、入り口としてここが最適だと思える人ばかりではありません。
入り口の選択肢として、リアルの場を残し続けるべきではないでしょうか?
最初のスタートのハードルが低いことは、ゲイコミュニティーが文化としての盛り上がりを醸成していくためにも必要なことではないかと考えています。
FlgsUp(フラッグスアップ)は
FlgsUpは目標を掲げチャレンジしていきます。
- 「コミュニティーが提供するリアルの場所を積極的に活用されるようにする」
- 「SNSとリアルの場をつなぐためにもっと便利なサービスを提供する」
みなさんが、FlgsUpを通じてそれぞれのゲイライフを、もっと楽しめますように。
運営責任者より(2017年4月)